「1文60字」だと、7つのメリットがあなたの手に・・・【MRのための読書論(191)】
【ミクスOnline 2021年11月19日号】
MRのための読書論(191)
1文60字
『短いは正義――「60字1メッセージ」で結果が出る文章術』(田口まこ著、ダイヤモンド社)の主張は、「1文60字」と簡潔明快である。「本書で目指すのは、ただ1つ。短く書く技術を身につける。それだけです」。
なぜ、「1文60字」なのか。
●「短い」と、楽に書ける(長いと、書いていて疲れる)。
●「短い」と、読んでもらえる(長いと、読む気が萎える)。
●「短い」と、きちんと伝わる(長いと、要点がボケる)。
●「短い」と、記憶に残る(長いと、頭に残らない)。
●「短い」と、好印象を与える(長いと、うんざりする)。
●「短い」と、時短になる(長いと、読むにも書くにも時間がかかる)。
●「短い」と、文章が上達する(長いと、書くことが嫌いになる)。
――だから、「短い」は正義なのだ。
短く
「企画書やウェブ記事などのタイトル・見出しについては、より短く『20字以内』を目指してください」。
「1文60字」、「タイトル20字」を実現するには、
●ワンセンテス・ワンメッセージ。
●不要な言葉を削って、文をシェイプアップ。
●一晩おいて、紙で推敲。
わかりやすく
●そのひと言、数字に変えれば10倍伝わる。
強く
●漢字を使うと、知的で品格のある表現がつくれる。
●形容詞をひらがなにすると、一気に文章の印象がやわらぐ。
●日本語を外来語に変えるだけで、文章に若々しさやトレンド感が生まれる。
●より強調したい内容は、文の後ろに持っていく。
著者の教えを守り、私も「短いは正義」を実行してみた次第。
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