デメリットに対していかに知恵を絞るかということに価値がある・・・【ことばのオアシス(36)】
【薬事日報 2010年6月16日号】
ことばのオアシス(36)
デメリットに対していかに知恵を絞るかということに価値がある
――木内博一
テレビ番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に登場した農業経営者・木内博一が、「プロフェッショナルとは?」と問われ、答えた言葉。
木内は、日本の農業は難しく苦しい環境に置かれている、数々のデメリットに取り囲まれているという危機意識があるからこそ、それらのデメリットを何とか克服し、農業経営を成り立たせようと必死で取り組んでいるのである。
困難な問題に直面したとき、「もう駄目だ」と思うか、発想を転換して「これは自分たちを鍛えるチャンスだ」と前向きに考えるかで、結果は全く異なってくるのだ。
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