真に偉大だった人々のことを私はいつも考える。・・・【ことばのオアシス(57)】
【薬事日報 2011年1月26日号】
ことばのオアシス(57)
真に偉大だった人々のことを私はいつも考える。
生命のために生命をかけて闘った人々の名前を、
心の底に熱情の炎を燃やしていた人々の名前を考える。
太陽から生まれた彼らは、太陽に向かってしばらく旅し、
そのあとに彼らの名誉を示す生き生きとした風を残した。
――スティーヴン・スペンダー
20世紀の英国を代表する詩人にして、世界を駆け巡った行動する文化人、スティーヴン・スペンダーの詩。
細川護熙が1992年に新党を立ち上げた時、この詩を自ら墨書し、事務所に掲げて、自分を鼓舞したといわれている。
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