ONE PATIENT DETAILING FOR ALL PATIENTS・・・【ことばのオアシス(84)】
【薬事日報 2011年12月12日号】
ことばのオアシス(84)
ONE PATIENT DETAILING FOR ALL PATIENTS
――川越 満
コンサナリスト(コンサルタント+ジャーナリストの意)を名乗る川越 満が提唱する「OPD(One Patient Detailing)」のキイ・メッセージ。
MR(医薬情報担当者)のMR活動を、従来のSOV(Share of Voice=処方を依頼する競争)からSOM(Share of Mind=心の繋がりを深める競争)へ進化させるための具体策として、患者志向に立脚したOPD(ある疾患における、自社製品に限らない個々の症例に基づく有益な情報の提供)の重要性、有効性を訴えている。
製薬企業と医療機関との関係が透明化され、公正競争規約の運用が厳格化される新時代を迎え、OPDはMRならびに製薬企業にとって必須のコンセプトとなるだろう。
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