榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

ゼガは、ワタルらと共に、追い出されたマサイ族の大酋長に復位するための戦いに挑む・・・【山椒読書論(764)】

【読書クラブ 本好きですか? 2022年12月22日号】 山椒読書論(764)

昭和20~30年代のことだが、子供時代の私は、やれ熱っぽいだの、風邪気味だの、腹の調子が悪いだのと、掛かり付けの河見(こうみ)小児科医院をしょっちゅう訪れていた。そして、その狭い待合室の本棚に並んでいた山川惣治の『少年王者』と『少年ケニヤ』シリーズを読むのを楽しみにしていた。当時のワクワク感を再び味わいたくて、絵物語『少年ケニヤ』(山川惣治著、角川文庫、全20巻)を購入した。

少年ケニヤ(4)』では、ゼガは、ワタル、ワカギ、ケート、投降してきた50人のマサイ族と共に、巨象ナンター、大蛇ダーナの助けを得て、追い出されたマサイ族の大酋長に復位するため、酋長センゲに従う500人のマサイ族との戦いに挑む。

遂にセンゲは滅び、ゼガは大酋長として戻ってくることができたが、ワカギを酋長に据え、自分はワタル、ケートと共に、ワタルの父を捜す旅に出る。

ワタルの冒険は、つ・づ・く。