榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

私の本たちとの付き合い方(その9)――書評した本たちのサイト・マップを作りたい・・・【情熱的読書人間のないしょ話(11)】

【恋する♥読書部 2014年4月14日号】 情熱的読書人間のないしょ話(11)

春の陽気に誘われて、日曜日の午前中、我が家の近くを散策しました。何ということでしょう。住宅地用に整地された広大な土地の上をオスのキジが悠々と闊歩しているではありませんか。それも私たちからたった15mの距離です。そして、オスから少し離れた所にメスもいます。そう言えば、ここは、数日前の通勤途上、ケーン、ケーンというオスの疳高い縄張りを誇示する鳴き声を聞いた場所でした。

そこから少し行った先では、ピーチクパーチクとせわしく囀りながら飛び上がったヒパリを目撃しました。ヒバリが遥か上空で囀っている場面にはよく遭遇するのですが、このように5mの近さというのは、珍しい経験です。

人通りがほとんどない藪が茂っている小道で、ホーホケキョとかなり上手に鳴けるようになったウグイスの声に耳を澄ましていたところ、5mほど先の梢から梢に移ったウグイスを女房が見つけました。女房はバード・ウォッチャーとしては私の弟子ですが、視力は私よりよいのです。

帰り道の林の奥で、キツツキが木をつつくドラミングの音が聞こえてきたので、そっと近づいてみると、やっぱりコゲラでした。ギーッ、ギーッと鳴きながら、6mほど上空の枝を器用に垂直移動していました。

閑話休題、私は「榎戸誠の情熱的読書のすすめ」――「MRのための読書論」「薬剤師のための読書論」「リーダーのための読書論」「続・リーダーのための読書論」「続・独りよがりの読書論」「情熱の本箱」「山椒読書論」「情熱的読書人間のないしょ話」「あなたの人生が最高に輝く時」「ことばのオアシス」「一問一答」――というブログ(http://enokidoblog.net/)を公開していますが、これに掲載した書評が相当な数まで増えてしまったため、バック・ナンバーを探そうとしてもなかなか見つけられないというクレームを読者の方からしばしば頂戴しておりました。実を言うと、私自身もバック・ナンバーを読み返そうとして、同じ不便を感じていたのです。

そこで、一念発起し、読書・執筆の暇を見つけて、サイト・マップのようなものを作ろうと思い立ちました。第1は「宇宙・進化・生物の不思議」に属する本たちのグループ、第2は「歴史の再発見」、第3は「探検への憧れ」、第4は「女性という不可解な存在」、第5は「愛は万華鏡のごとく」、第6は「差別許すまじ」、第7は「仕事にロマンを」、第8は「人生とは何だろう」、第9は「読書の喜び、思索する愉しみ」、第10は「人生はドラマだ」、第11は「文章の奥深さ」、第12は「理想の暮らしを夢見て」のグループにしようと考えています。それぞれのグループ内に、書評した本たちの書名を五十音順に並べようというのです。これはかなりの作業量になることが予想されますので、頭と体がいうことを聞くうちに始めたいものだと考えているところです。