榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

この本に教えられたことを実行したら、ブログが見違えるように・・・【情熱的読書人間のないしょ話(24)】

【amazon 2014年10月3日】 情熱的読書人間のないしょ話(24)

このほど、48年に亘る企業人生活を卒業するに当たり、ブログ「榎戸誠の情熱的読書のすすめ」を充実させたいと考えていた時に、目に留まったのが、『ミセス・シンデレラ――夢を叶える発信力の磨き方』(梅津有希子著、幻冬舎)でした。

私にとって一番勉強になったのは、「発信力の磨き方 ブログ篇」の章でした。

「アクセス解析を日課にする」の項には、「わたしは朝起きると、コーヒーを飲みながらブログのアクセス解析をするのが日課です。昨日はどのくらいの人がブログを読んでくれたのか、どの記事にアクセス数が多いのか、どんなキーワードで検索されているのか、といったことが瞬時にわかります」と書かれています。なるほど、そういう機能も欲しいと思い、IT音痴の私はプロに設置してもらいました。

「プロフィールに居住地を明記する」と「プロフィールに顔写真を載せる」の項も、早速、実行に移しました。

「メールアドレスはわかりやすいところに載せる」の項については、プロに相談し、読者からの質問・要望・連絡に回答できるよう、「問い合わせ」の機能を設けることにしました。

「ソーシャルボタンを設置する」の項の「より多くの人に記事を読んでもらうためにも、ツイッターの『ツイート』ボタンやフェイスブックの『いいね!』ボタンなどのソーシャルルボタンはぜひ設置しましょう」にも、早速、対応しました。私はツイッターはやっていませんので、トップ・ページの最下段にフェイスブックの「いいね!」ボタンを新設しました。

「コメント欄をどうするか」の項は、私の悩みそのものでした。「(コメント欄を)『完全に閉じてしまうと、読者の人と交流する場所がなくてさみしい』という人は、ブログのフェイスブックページを作るのもおすすめです」。フェイスブックを始めた当初から、いつかフェイスブックページも作りたいと考えていましたので、今回の卒業を機に、思い切ってフェイスブックページを開設しました。

この本には書かれていないのですが、検索機能も新設しました。読者の方々から「収載されている書籍の数が多いので、なかなか目指す本に辿り着けない、探し出せない」というクレームを頂いていたこと、私自身も読み返したい書評を見つけるのに時間がかかってしまっていたこと――の解消を目指したのです。プロに検索機能を設置してもらったおかげで、書名、著者名、キーワード等で素早く検索できるようになりました。

本書は、ブログ篇だけでなく、「こんなにある! ネット発のメジャーデビュー例」、「発信力の磨き方 SNS篇」、「ビジュアルは一番大事! 伝わる写真の撮り方」、「オファーが来たら気を付けたいこと」の章も充実していて、著者の体験を踏まえた具体例が示されていますので、発信力を身に付けたいと考えている人には恰好の一冊です。