榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

自然好き、植物好きのための樹木葬の手引き・・・【情熱的読書人間のないしょ話(355)】

【amazon 『樹木葬という選択』 カスタマーレビュー 2016年4月16日】 情熱的読書人間のないしょ話(355)

茨城・牛久の牛久大仏の庭園のシバザクラは圧巻で、桃色の絨毯を敷き詰めたようです。ソメイヨシノの花筏とのコントラストが季節を感じさせます。高さ120mの大仏は世界最大の青銅製立像とのことです。アイスランドポピーも咲き乱れていました。因みに、本日の歩数は14,373でした。

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閑話休題、私も終(つい)の身支度を考える年齢になり、遺骨を土に埋葬し、石ではなく樹木を墓標とする樹木葬に惹かれています。この意味で、『樹木葬という選択――緑の埋葬で森になる』(田中淳夫著、築地書館)は、大変参考になりました。

「本来の樹木葬は森をつくる埋葬形態だ。・・・まず墓地として整備した後、埋葬されるたびに植樹されるのだ。あるいはスイス・ドイツ方式のように森の中の巨木の周囲に埋葬する場合も、墓地にすることで開発を阻止する効果がある。・・・墓地が増えることで山野が破壊されるのではなく、自分が埋葬される土地が半永久的に森として保全されると聞けば満足度が増す。亡くなった人、それを見送った遺族の心を癒し、美しい自然を残す手立てとして樹木葬は、一つの可能性を感じさせてくれないだろうか」。

「石ではなく樹木(植物)を墓標とすることに好感を持つのは、故人もしくは遺族が植物や自然が好き、埋葬地の景観も石塔が立ち並ぶ風景よりも森のほうが心地よい・・・という感性を持っているからだろう」。自然好き、生物好きの私には、樹木葬がベストの選択のような気がしてきました。

内容が具体的で行き届いているので、樹木葬に関心のある向きには、一読の価値ある一冊です。