魔女のことをいろいろ教えてくれる絵本・・・【情熱的読書人間のないしょ話(575)】
自称・自然こだわり写真家の私にとって、今日は悲喜交々の一日でした。「悲」は、3m先のカワセミも2m先のコゲラもカメラに収めることができなかったことです。「喜」は、キチキチキチと鋭く鳴いているモズの決定的写真が撮れたことと、アオサギの巣と巣に近い枝でうずくまっている幼鳥を見つけたことです。モズの写真は野鳥図鑑に採用されても恥ずかしくない出来と自負しています。アオサギの巣と幼鳥の存在に気づいたのは、撮影助手の女房です。アオサギの成鳥は、羽繕いしたり、首を思い切り長く伸ばすといった鋭い動きを見せたり、片足を高く上げて尿を勢いよく後ろに飛ばすなど大サービスでした。因みに、本日の歩数は20,064でした。
閑話休題、私は魔女が好きで、書斎にぶら下がっている2人の魔女たちとは友好関係を築いています。『えほん 魔女のひみつ』(コリン・ホーキンス作、岩田佳代子訳、金の星社。出版元品切れだが、amazonなどで入手可能)で、魔女のいろいろなことを知ることができました。
例えば、魔女の年中行事は、このように説明されています。「魔女の1年は、10月31日のハロウィーンからはじまります。幽霊や悪魔や子どもが、『おかしをくれなきゃいたずらするぞ』といって、あるきまわる日です。この日はどの家も、カブのロウソクや、顔をくりぬいたカボチャをかざります。リンゴをくわえてあそんだり、かがり火をたいたりもします。ハロウィーンの日は、かがり火のまわりで、朝までひたすらおどります。ワルツにツイスト、フリフリダンスに左まきダンス、ありとあらゆるステップをふむのです。おしゃれをしたり空をとんだり、ハロウィーンはさいこうにたのしいお祭りです」。
魔女は本が好きだというのです。「りっぱな図書室には、料理や魔法の本、それにあたらしい魔法をかいたノートがたくさんあります」。魔女は大変な勉強家のようです。
魔女は家庭菜園に熱心に取り組んでいるようです。「魔法をかけるのに必要な材料は、ふつうの店ではなかなか手にはいりません。そこで魔女は、家庭菜園をつくります。自分の庭のきれいな花をきって雑草をうえ、イラクサや毒キノコがはえやすいように、ふつうのキノコをひきぬくのです」。