狭い調査地に取りつけた巣箱から6種類の動物が見つかったんだって・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1196)】
【amazon 『先生、オサムシが研究室を掃除しています!』 カスタマーエビュー 2018年8月1日】
情熱的読書人間のないしょ話(1196)
昨夜21:00には天体ショウを楽しむことができました。南東の空には、15年ぶりに大接近した赤っぽい火星、南西の空には青白い木星、その中間の南の空の奥のほうには土星が見えました。私のデジカメでは、この大きさが精一杯です。ミンミンゼミが鳴いています。今季初めて、ヒグラシの鳴き声を耳にしました。その蝉しぐれの中、森の奥の小さな堂の軒下では、ウスバカゲロウの幼虫のアリジゴクたちが巣を数十も作っています。ホオズキが色づいています。毛むくじゃらのようなヒマワリを見かけました。因みに、本日の歩数は10,837でした。
閑話休題、『先生、オサムシが研究室を掃除しています!――[鳥取環境大学]の森の人間動物行動学」(小林朋道著、築地書館)は、私のような動物好きには羨ましいエピソードが満載です。
「サッカー場の10分の1ほどの調査地に取りつけた、10個の巣箱から6種類の動物が見つかった話」には、羨ましさが頂点に達しました。
何と、哺乳類3種、鳥類Ⅰ種、昆虫2種が巣箱を利用していたというのですから、驚きです。
哺乳類は、ヤマネ2匹、コテングコウモリ5匹、ニホンモモンガ1匹――です。
鳥類は、シジュウカラの雛5羽です。
昆虫は。マルハナバチ、カマドウマ――です。
私が若かったら、この鳥取環境大学で小林朋道先生の指導を受けたのにと、改めて思いました。