榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

91種の動物たちの寝相を集めた、癒やされる写真集・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1789)】

【amazon 『眠れる美しい生き物』 カスタマーレビュー 2020年3月8日】 情熱的読書人間のないしょ話(1789)

風変わりな照明器具を見かけました。因みに、本日の歩数は10,021でした。

閑話休題、『眠れる美しい生き物』(関口雄祐著、エクスナレッジ)には、91種の動物たちの寝相の写真が掲載されています。

●レッサーパンダは木の上に巣を作って眠る。
●ペンギンは横になって眠ることもできる。
●フラミンゴが片足立ちで眠るのは両足立ちだと疲れるから。
●ウシは食事をしながら眠っている。
●キリンは長い首を曲げて眠ることがある。
●イヌも睡眠時無呼吸症候群になる。
●孤高のハンター、ヒョウは木の上で眠る。
●昼行性のリスもたまには木の上でお昼寝。
●ハムスターも歳を取ると早寝早起きになる。
●イルカは泳ぎながら眠ることができる。
●マッコウクジラは垂直姿勢で眠る。
●ラッコは仲間と手をつないで眠ることがある。
●タコは眠っている間に体の色が激しく変化する。
●脳がないクラゲもじつは眠っている。
●ブダイの仲間は吐き出した膜につつまれて眠る。
●ウシガエルは目を開けたまま眠ることができる。
●チンパンジーは夜中にトイレに起きることがある。

「本書では、動物のさまざまな寝相を見てもらうことで、眠りの多様性と重要性を伝えてきたつもりだ。なんとかして、眠りを確保しようと努力している多くの動物たち。飛びながら、泳ぎながら、歩きながら、食べながら・・・。寒いとき、敵が多いとき、エサが少ないとき。眠りは、ちょっとした環境や条件(疲労、エサ、発情期、気温湿度、捕食者、日長)で変わってしまう。眠りは、いろいろな条件の結果であり、単純には決まらない。それでもなんとか眠るのは、睡眠がだいじだから」。

癒やされるだけでなく、睡眠に就いて、いろいろ学べる写真集です。