榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

千利休の茶道の教えが和歌の形で示されています・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2153)】

【読書クラブ 本好きですか? 2021年3月6日号】 情熱的読書人間のないしょ話(2153)

ハクモクレン(写真1~4)、モクレン(シモクレン。写真5、6)、サラサモクレン(モクレンとハクモクレンの交雑種。写真7、8)、コブシ(写真9~14)、シデコブシ(写真15~18)をカメラに収めました。因みに、本日の歩数は13,625でした。

閑話休題、『バイリンガル 利休百首』(井口海仙著、淡交社)では、千利休の茶道の教えが和歌の形で示されています。全ての和歌、解説に英訳が添えられています。

例えば――
●茶の湯とはたゞ湯をわかし茶をたてゝ のむばかりなる事と知るべし(Know that chanoyu is a matter of simply boiling water, making the tea, and drinking it.)

●茶はさびて心はあつくもてなせよ 道具はいつも有合にせよ(Keep the tea rustic and, through your heart, give warm hospitality; for the implements, always use items which you have at hand.)

●稽古とは一より習ひ十を知り 十よりかへるもとのその一(Practice constitutes learning from one, becoming cognizant of ten, then returning from ten to one, the beginning.)

●はぢをすて人に物とひ習ふべし 是ぞ上手の基なりける(One should abandon feelings of embarrassment and ask people questions; this is the keystone to becoming adept.)

●余所などへ花をおくらば其花は 開きすぎしはやらぬものなり(If you are giving flowers to others, you should not give ones that are too fully bloomed.)

茶の湯以外でも役に立つ教えが数多く含まれています。