榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

香川照之の昆虫愛はすごいぜ!・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2426)】

【読書クラブ 本好きですか? 2021年12月8日号】 情熱的読書人間のないしょ話(2426)

シャリンバイ(写真1、2)が実を付けています。

閑話休題、『NHK「香川照之の昆虫すごいぜ!」図鑑――人間よ、昆虫から学べ!(vol.2)』(カマキリ先生・NHK「昆虫すごいぜ!」制作班著、NHK出版)には、カマキリ先生こと香川照之の熱い昆虫愛が籠もっています。

私は元・昆虫少年、現・昆虫老年だが、本書から、いろいろと学ぶことができました。

例えば、クマバチはオスとメスの顔つきが違うということ。「複眼のあいだに三角の白っぽい部分があるのがオスで、顔が黒いのがメスです。また、オスの複眼が丸くて大きいのに対して、メスの複眼は細長くオスほど大きくありません。メスは毒針をもっているので、捕まえて観察するときは、注意しましょう」。

「樹液に集まる完全変態昆虫図鑑」の「ミヤマクワガタの仲間たち」で、アカアシクワガタという種を知りました。出会ってみたいクワガタです。

「身近なアリ図鑑」の「地面で見つかるアリ」として、クロナガアリ、クロヤマアリ、トビイロシワアリ、「木の上や根元で見つかるアリ」として、トビイロケアリ、ムネボソアリ、クロクサアリ、「落ち葉の下や地中で見つかるあり」として、ヒラタウロコアリ、キイロシリアゲアリ、キイロヒメアリ、アメイロアリ、カドフシアリ、アズマオオズアリが掲載されています。私は見つけたアリの種が分からなくて困ることが多いので、これからは助かります。