榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

自分と似た女なら、勝つ自信はいくらでもある。けれども全く違う女は、いったいどうしたらいいのだろうか・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2494)】

【読書クラブ 本好きですか? 2022年2月14日号】 情熱的読書人間のないしょ話(2494)

ジョウビタキの雌(写真1~4)、ヒヨドリ(写真5)、シジュウカラ(写真7)をカメラに収めました。ウメ(写真5~9)、マンサク(写真10~12)、アカバナマンサク(写真13)が咲いています。サンシュユ(写真14)、フサアカシア(ミモザ。写真15)が蕾を付けています。因みに、本日の歩数は13,117でした。

閑話休題、宝石を巡る恋愛短篇集『贅沢な恋愛』(林真理子他著、角川文庫)に収められている『真珠の理由』(林真理子著)は、「『激しい女だなあ・・・』。感嘆とも、いとおしさとも、そしてかすかな怖れともとれる声でよく彼はつぶやく。腕をからませ、そして足をからませても、私はもどかしい。もっと強く彼と私とを密着させ、お互いの皮膚の中に入っていけたらと思う。肉を分け入り、そして骨と骨とがしっかりと組み合わさったら、やっと私は満足できるかもしれない」と始まります。

「初めて秀児に会った時から、私にはわかっていた。これはちゃんと一騎打ちの出来る男だって」。

「そして彼も言う。『オレにもすぐにわかったよ。加奈がそういう女だって』。・・・彼はさらに言う。『これは久しぶりに手ごたえのある女だってな。ひっかけ甲斐があるって、かなり張り切ったよな』」。

こういう二人の関係に、本真珠を身に付けた若い女が割り込んできます。

「自分と似た女なら、勝つ自信はいくらでもある。今までだって打ち負かしてきた。けれども全く違う女は、いったいどうしたらいいのだろうか」。

果たして、結末は・・・。