榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

標本でなく生きている昆虫を白バックで撮影した写真が識別を助けてくれる図鑑・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2745)】

【読書クラブ 本好きですか? 2022年10月22日号】 情熱的読書人間のないしょ話(2745)

オオスズメバチ(写真1)、モンスズメバチ(写真2、3)、サトクダマキモドキの雌(写真4、5)、クロコノマチョウ(写真6、7)、ニホンアマガエル(写真10~12)をカメラに収めました。看板に止まったアキアカネ(写真8)を撮影していたら、私の右指にアキアカネ(写真9)が止まりました。マムシグサ(写真13)、ウラシマソウ(写真14)が実を付けています。因みに、本日の歩数は11,925でした。

閑話休題、観察した昆虫、撮影した昆虫の種や雌雄の識別がなかなかできず、往生することが多いのが、自然観察が趣味の私の悩みです。強力な助っ人となってくれている『ポケット図鑑 日本の昆虫1400(①チョウ・バッタ・セミ)』(槐真史編著、伊丹市昆虫館監修、文一総合出版)の姉妹篇の『日本の昆虫1400(②トンボ・コウチュウ・ハチ)』(槐真史編著、伊丹市昆虫館監修、文一総合出版)を購入しました。

本書の優れている点は、3つあります。
第1は、野外で実際に遭遇する可能性の高いコウチュウ目、トンボ目、カワゲラ目、トビケラ目、アミメカゲロウ目、カゲロウ目、ハエ目。ハチ目、シリアゲムシ目の669種が選択されていること。
第2は、生態写真と、標本でなく生きている昆虫を白バックで撮影した写真が掲載されていること。
第3は、識別点が分かり易く解説されていること。