『ジュラシック・パーク』に登場するディロフォサウルスは、北米最大級の強力な捕食者だった・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2951)】
【読書クラブ 本好きですか? 2023年5月18日号】
情熱的読書人間のないしょ話(2951)
コチドリ(写真1)、水浴びをするムクドリ(写真2、3)、カルガモの親子(写真4)、マガモの非生殖羽になりかけている雄(写真5)、ジャコウアゲハの雌(写真6)、ヒメアカタテハ(写真7、8)、ナミテントウの蛹(写真9)をカメラに収めました。タイサンボク(写真10、11)、ヒペリカム・カリキナム(セイヨウキンシバイ。写真12~14)、コスモス(15)が咲き始めています。因みに、本日の歩数は13,227でした。
閑話休題、『新説・恐竜――塗り替えられたその姿と生態』(田島進編、日経ナショナル ジオグラフィック・ナショナル ジオグラフィック 別冊)には、目を瞠るような新情報が記載されています。
●1993年に公開された映画『ジュラシック・パーク』に、人間の背丈ほどしかない好奇心旺盛な恐竜として登場するディロフォサウルスは、前期ジュラ紀における北米最大級の陸生動物で、強力な捕食者だった。
●なぜ恐竜は絶滅したのか? チクシュルーブの隕石衝突を原因とする説が主流だが、インドのデカン・トラップの火山活動も恐竜の絶滅に関係しているのではないか、という説が唱えられ、両方の説を組み合わせる必要があるという意見が増えている。しかし、デカン・トラップの火山説には反論もあり、結論は得られていない。
●恐竜と同時代を生きた鳥がいた。カモやガンといった現生鳥類の祖先に当たるアステリオルニス・マーストリヒテンシスは、6670万年前、当時は熱帯気候だったベルギーの海辺で生息していたと考えられている。