アウトプットする前提で読書せよ・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2956)】
【読書クラブ 本好きですか? 2023年5月21日号】
情熱的読書人間のないしょ話(2956)
千葉・流山の初石公民館で開催されている「日本盆栽協会流山支部・初夏の盆栽展」で、盆栽に心穏やかに向き合う時間を持つことができました。
閑話休題、『科学的に正しい読書術――世界の研究事例×100冊のベストセラー』(金川顕教著、総合法令出版)では、著者自身の読書に対する考え方と読書術が披露されています。
●読むべき本を選び、読書に集中しやすい環境を見つけ、本を読んで自分に必要なことを学び、学んだことを人に伝え、そして自分の行動を変えていく。
●古典で大局観を養い、ビジネス書でそれを実現するためにスキルやノウハウを身につけるというのが、理想的な本選びではないかと思います。
●要約読みとは、著者の主張や、自分の学びとなった部分を「要約」して、3つないし5つに集約することです。
●いわゆる速読には及ばない速さだとしても、内容理解と、アウトプットに直結しているという点では、十分に速読以上の効果があると思います。
●速読には、その分野の「基礎知識」が必要不可欠。
●アウトプットする前提で読む。
●読書をする本質的な意義は、そこに書かれている内容を実践することにある。