賛美歌を巡るエッセイ集・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3161)】
【月に3冊以上は本を読む読書好きが集う会 2023年12月12日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3161)
アマナツ(写真1、2)が実を付けています。ソシンロウバイ(写真3、4)が枯れた実と蕾を付けています。散策中に集めたツタの蔓などの材料を渡して、クリスマスのリースを作ってほしいと女房に言ったところ、1時間ちょっとで出来上がりました(写真5)。
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閑話休題、『「きよしこの夜」ものがたり――クリスマスの名曲にやどる光』(大塚野百合著、教文館)は、賛美歌を巡るエッセイ集です。
●「もろびとこぞりて」
「クリスマスになると、町のホテル、レストランやスーパーマーケットで『もろびとこぞりて』のメロディが流れ、楽しい雰囲気をかもし出します。この歌は、世界で最も愛されているクリスマスの歌の一つです」。
私はこの歌が好きで、クリスマスでなくても、よく口ずさみます。
●「きよしこの夜」
「『きよしこの夜』は世界で一番愛されているクリスマスの賛美歌です。・・・『もろびとこぞりて』にはクリスマスを迎える喜びが歌詞にも曲にもあふれていますが、『きよしこの夜』を歌うと、静かな心になり、厳粛にクリスマスを祝いたい、という思いがあふれます」。
クリスマスには欠かせない歌ですね。
●ヘンデルの「メサイア」
「クリスマスの時期になると日本ではヘンデルの『メサイア』があちこちで演奏され、『メサイア』無しのクリスマスは考えられないほどです。・・・クリスマスの音楽で、このように心に迫る作品がほかにあるだろうか、と思うほどです。・・・第2部の最後で歌われるのがハレルヤ・コーラスです。私たちは『ハレルヤ』の歓喜の合唱に圧倒されて、そこで歌われているヨハネの黙示録の言葉をじっくりと考えることを怠っているのではないでしょうか」。
ハレルヤ・コーラスを聴くと、私は元気になれます。