実際に訪れた著者の立面イラストと文が旅情を掻き立てる一冊・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3721)】
【読書の森 2025年6月4日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3721)
ツバメ(写真1)をカメラに収めました。常緑ヤマボウシ(学名:コルヌス・ホンコンエンシス。写真2~5)が咲いています。我が家の庭では、サツキ(写真6、7)、アジサイ(写真8~11)、ガクアジサイ(写真12~14)が咲いています。
閑話休題、『一度は訪れたい英国の小さな街』(山田佳世子イラスト・文、大和書房)は、実際に旅した著者の立面イラストと文が旅情を掻き立てます。
●ライ――英国で最もかわいい中世の町(時代に取り残されたこの町には保存状態のいい中世の街並みが残っている)
●マインヘッド――おとぎの国 コブハウスへ(コブハウスとは、外壁材を粘土、藁、小石、砂を混ぜたものを何層にも重ねて仕上げた家のこと)
●グレイト・モーヴァン――いつか住みたい町(チャールズ・ダーウィンは何度も訪れていたとのこと)
●コッツウォルズ――英国で最も美しい町(コッツウォルズのバイブリーは、ウィリアム・モリスが「最も美しい」と言った村)
●ヘイ・オン・ワイ――世界初の古書の町(最盛期には30軒の古書店があった)