榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

夫婦間の人工授精が制度化され、昔のように交尾することは禁止されている世界・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3743)】

【読書の森 2025年6月23日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3743)

ノウゼンカズラ(写真1、2)、アメリカノウゼンカズラ(写真3)、アガパンサス(写真4、5)、シャグマユリ(別名:トリトマ。写真6)、ガクアジサイ(写真7)、アジサイの仲間のアナベル(写真8、9)、ハアザミ(学名:アカンサス・モリス。写真10)、マツバギク(写真11、12)が咲いています。近くの農家の庭先で、朝穫りのエダマメが売られています(写真13)。コクチナシ(写真14)が芳香を放っているが、殺虫剤を使用しない我が家の庭師(女房)と、クチナシの葉が大好物のオオスカシバの幼虫(写真15、16)たちとの闘いは果てしなく続く。

閑話休題、夫婦は人工授精で子供を作ることが制度化されており、昔のように交尾することは事実上禁止されている世界だったら、あなたならどうしますか? 性欲が体に溜まってきたら、その発情をトイレのような場所で排出して、身体の中をクリーンにする世界だったら、あなたならどうしますか? 『消滅世界』(村田沙邪香著、河出文庫)では、そういう世界をたっぷり体験することができますよ。