量子論の基礎、量子化学の基礎の基礎を、ほんのちょっぴり齧ることができました・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3746)】
【読書の森 2025年6月26日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3746)
サシバの雛(写真1~3)、飛翔するアオサギ(写真4)、オナガ(写真5)、オオシオカラトンボの雄(写真6)、チョウトンボの雄(写真7、8)、ショウジョウトンボの雄(写真9、10)、雌(写真11)、ハグロトンボの雄(写真12)、雌(写真13)をカメラに収めました。チョウトンボの交尾→打水産卵を目撃したが、撮影には失敗(涙)。ハンゲショウ(写真14~16)の葉が目を惹きます。因みに、本日の歩数は11,997でした。
閑話休題、『図解入門 よくわかる 最新 量子化学の基本と仕組み――イチからわかる量子化学の入門書!』(齋藤勝裕著、秀和洲ステム)のおかげで、量子論の基礎、量子化学の基礎の基礎を、ほんのちょっぴり齧ることができました。
●20世紀の幕開けに、人類史に残る偉大な二大理論――相対性理論と量子論――が誕生した。
●量子論は、目で見えないものよりさらに小さな極小の物質の構造と運動を白日の下に開示する理論。
●全ての物質は原子からできており、物質の変化は原子を構成する極小粒子である電子の挙動にかかっている。その電子の挙動を明らかにするのは、まさしく量子論をおいてほかにない。
●化学は量子論を取り込んで、化学独自の研究手段として発展・洗練させた。それが量子化学といわれる研究分野である。
●量子化学は、原子構造を解明した。次に、原子が分子を作るときに用いる化学結合を解明した。さらに、分子の構造とその挙動、反応を明らかにしたのは、量子化学の一分野である分子軌道理論である。
これ以上、詳しいことを知りたい向きは、「これ以上やさしくてわかりやすい量子化学の本はない」という著者の言葉を信じて、本書に挑戦してみてください。