本書のおかげで、昭和史のさまざまな人物について知ることができた・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3792)】
いろいろ対策してもダニに悩まされる日々が続いていました。ところが、2025年6月30日にダニアース スプレーを噴霧したところ、その日からダニが1匹もいなくなりました。痒さから完全に解放されました。その状態が本日現在、43日間続いています。これはいいぞと追加で購入した2個には、まだ出番が回ってきません。
閑話休題、『昭和史の人間学』(半藤一利著、文春新書)のおかげで、昭和史のさまざまな人物について知ることができました。
●石原莞爾――昭和陸軍最高の天才にして満洲事変の首謀者
●今村均――戦犯裁判で裁判官までが味方した陸軍最高の人格者
●栗林忠道――硫黄島で孤軍奮闘した英雄
「硫黄島戦は米軍の損害が日本軍をうわまわった唯一の戦い」。
●米内光政――日本を終戦に導いた昭和海軍の救い手
●井上成美――大局観に優れた一徹者
「三国同盟に反対ということでは、井上が一番」。
●山本五十六――先が見えすぎた悲劇の連合艦隊司令長官
●東條英機、嶋田繁太郎――片や傲慢、片や優柔不断、最悪のトップコンビ
●服部卓四郎、辻政信――膨大な数の日本兵を無駄死にさせた最悪のコンビ
●牟田口廉也――日中戦争を起こしインパール作戦を指揮した無責任の代表格
●伏見宮博恭王――半藤が海軍でもっとも責任が重いと断ずる皇族軍人
「親独派で日米開戦論者だった皇族軍令部総長には誰も逆らえなかった」。
●石橋湛山――軍部ともGHQとも対立した気骨の人
●近衛文麿――恐れも洞察も責任も希薄な指導者
「昭和天皇は、『近衛は自分にだけ都合のよいことを言っているね』という感想を洩らしたと言われています」。
●鈴木貫太郎――終戦を決定づけた満身創痍の名宰相
個人的に、意外かつ嬉しかったのは、
●下村治、大来佐武郎――気骨ある官僚
も取り上げられていることです。「天皇の官吏であった人たちの日本再興への強い使命感」と高く評価されている大来佐武郎は、私の三共(現・第一三共)時代の敬愛する先輩・大来邦夫の叔父だからです。