榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

外来種に関する「もしも」が現実化したらどうする?という思考実験集・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3886)】

【読書の森 2025年11月12日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3886)

カワラヒワ(写真1)、不鮮明だが、カワセミの雄(写真2)、イカルチドリ(写真3~6)、ヒドリガモの雄と雌(写真7、1番目と3番目が雌)、ダイサギ(写真8)をカメラに収めました。ツワブキ(写真9、10)、キダチダリア(別名:コウテイダリア。写真11)が咲いています。ススキ(写真12、13)の穂が風に揺れています。カキ(写真14)が実を付けています。因みに、本日の歩数は12,277でした。

閑話休題、『外来種がいなくなったらどうなるの?――SF思考で環境問題を考える』(宮本道人・古澤正三編著、北海道大学CoSTEP監修、Kaguya Books)は、北海道大学に入学したばかりの「さとるくん」と、外来種問題について教えてくれる「きょーこ先輩」の2人を中心に物語が展開していきます。

北海道大学の札幌キャンパスとその周辺を舞台に、外来種や在来種に関する「もしも」が現実化したらどうする?という思考実験集です。

●もしも北大からアライグマがいなくなったら?

●もしも日本から外来種がいなくなったら?

●もしも北海道の外来種が倍増したら?

●もしも外来種防除が超儲かる仕事になったら?

●もしも在来種あわれみの令がでたら?

●もしも外来種問題をSFとして描けたら?

これらの思考実験を通して、外来種問題の複雑さと。単純な解決策では対応できない現実が見えてきました。