40年後に、調べても分からなかった哺乳動物の頭骨の正体が、遂に、明らかに・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3946)】
【読書の森 2026年1月5日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3946)
我が家の餌台は千客万来(写真1~6)。










閑話休題、『先生、カタツムリが背中の殻を修復しています!――[鳥取環境大学]の森の人間動物行動学』(小林朋道著、築地書館)で、とりわけ印象深いのは、「ああ○○○○○の頭骨だったのか!――学生による『ぷらいべいと博物館』で、私が『チャーリー』と再会した話」の章です。
40年以上前、岡山大学の学生だった著者が研究発表のため渡米した時、世話になったチャーリーと車で走行中、「前方の道脇に何か、ネコくらいの大きさの動物が横たわっているのが見えた。おそらく車にはねられて死んだ動物だと思われた」。じっくり見たいとチャーリーに頼んだが、ここで車を停めるのは危険だと言われてしまいます。
オハイオ州の空港を発つ時、チャーリーから「車を停めて動物を見せてあげられなくてごめん。かわりに、ぼくが森で拾ってずっともっていた、種類は何かわからないけど、哺乳類の骨をあげます」というメッセージ・カードとともに頭骨を渡されます。「私は胸が熱くなるような思いがしたのを覚えている」。
チャーリーがくれた頭骨は、その種類をいろいろと調べても分からなかったが、もちろん、ずっと大切に持ち続けてきたのです、たくさんの思い出とともに。
そして、2024年暮れに開催された鳥取環境大学の学生たちの「ぷらいべいと博物館」で、思いがけないことが!
何と、そこに展示されていたアライグマの頭骨と、チャーリーからもらって40年以上も大切にしてきたものは同じものではないか!(写真9)
感動的な一篇です。
2025年9月28日の早朝、タカの渡り観察会に向かう途中で私が見つけた、轢死直後と思われるアライグマのことを思い出しました(写真10)。
