榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

本書のおかげで、昔話には深い意味が潜んでいることが分かりました・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3971)】

【読書の森 2026年1月27日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3971)

ソシンロウバイ(写真1~6)、ロウバイ(写真7~11)、ウメ(写真12~17)が咲いています。

閑話休題、『昔話の民俗学入門――民間伝承の秘密を読み解く』(島村恭則著、zinbeiイラスト、創元社)のおかげで、民間伝承の世界に足を踏み入れることができました。

●伝承を含めた生活文化のことを、民俗学では「民間伝承」と呼んでいる。本書では、民間伝承の背後に潜む意味を読み解いている。

●「霊力」、「霊魂」、「精霊」、「カミ」といった「霊的なもの」を巡る民間信仰は、民間伝承の世界を支える、いわば見えない幹と言える。

とりわけ興味深いのは――
▶桃太郎はどこからやってきたのか?
▶精霊のうち、「怪異」を感じさせるものが「妖怪」と呼ばれるようになった。
▶河童は妖怪ではない?
▶「かごめかごめ」は信仰の名残。
▶都市伝説=現代伝説。

昔話には深い意味が潜んでいることが分かりました。