榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

苔園芸のコツが分かり易く解説されている入門書・・・【情熱的読書人間のないしょ話(288)】

【amazon 『手軽に楽しむ 苔園芸 コツのコツ』 カスタマーレビュー 2016年1月29日】 情熱的読書人間のないしょ話(288)

東京の明治神宮の北池にオシドリがたまに姿を見せると聞き訪れたのですが、残念ながら不在でした。コゲラを見つけることができました。ライオンの顔のようなクリの幹にはびっくりしました。クスノキの大木はタコの足のようです。因みに、本日の歩数は15,082でした。

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閑話休題、庭隅を苔庭にしたいと挑戦しながら、これまで3度も失敗しているため、『手軽に楽しむ 苔園芸 コツのコツ――苔玉・苔鉢盆栽・苔盆景・木付け・石付け・テラリウム・苔庭』(手塚直人・岡田雅善・條克己著、農山漁村文化協会)を手にしました。

苔玉、苔鉢盆栽、苔盆景、木付け、石付け、テラリウム、苔庭のそれぞれのコツが分かり易く解説されています。

「失敗が多いのは、草花とはちょっと育ち方が違うこと、そして誤解が多いことが原因です。苔には養分や水分を吸収し茎葉に送る根がありません。・・・どんな苔も、葉や茎についた朝露や雨、空気中の水分を直接吸収しています。ですから、苔の用土に肥料を施してもむだなばかりか、肥焼けしたり、雑菌が増えて枯らすだけです。苔は雨や朝露、空気中の水分に溶けているごく薄い濃度の肥料分を、水分と一緒に茎葉から吸収しています」。

「失敗の原因は日照不足、蒸れ、過湿・過乾の繰り返し」とのことです。

本書に励まされ、再度、苔庭に挑戦する勇気が湧いてきました。