行ってみたくなる世界の美しい書店たち・・・【情熱的読書人間のないしょ話(98)】
散策中に珍しいスズメを見つけました。部分アルビノ(白化型)の個体です。水辺では、コシアキトンボが飛び交っていました。因みに、本日の歩数は11,382でした。
閑話休題、『世界の美しい本屋さん――いつか行きたい世界中の名店ガイド』(清水玲奈著、エクスナレッジ)は、本好き、書店好きには堪らない本です。
「三姉妹の手でよみがえった17世紀の本の館――パラッツォ・ロベルティ書店(パッサーノ・デル・グラッパ、イタリア)」、「ロンドンで最も愛される美しい書店――ドーント・ブックス・マリルボーン(ロンドン、イギリス)」、「グリーンに囲まれて、本と人が集う家――カフェブレリア・エル・ペンドゥロ(メキシコシティ、メキシコ)」、「太陽のもと、本に親しむさわやかな時間――ポルア書店(メキシコシティ、メキシコ)」は、訪れてみたいですね。
ドーント・ブックスは吹き抜けの1階と2階の書棚に本がぎっしり詰まっています。「本が大好きなロンドナーたちにとって、ここは店の雰囲気も品ぞろえも理想の本屋さん。・・・1910年に書店として建てられたエドワード朝の建築は、オーク材の手すりのあるギャラリーと書棚に、ロンドンの気まぐれな太陽の光が天窓から差し込みます」。
「(カフェブレリア・エル・ペンドゥロは)かつて中庭だった場所が大きな本売り場。天窓からの光を受けて、観葉植物がすくすくと育っています。『本が最も美しく見えるのは、自然光を受けるとき』と、店の設計を担当した建築家でもある共同オーナー、エドゥアルドさんは言います」。ここも吹き抜けの1階と2階の書棚は本で埋まっています。
ポルア書店の「店は森林公園の中にある。本を読みながらのコーヒータイムは至福のひととき」ですって。
本書のおかげで、リアル書店のよさを再認識することができました。