本が好き、本と関わっていたいという女性たちの活動報告書・・・【情熱的読書人間のないしょ話(656)】
【amazon 『本の時間を届けます』 カスタマーレビュー 2017年1月28日】
情熱的読書人間のないしょ話(656)
我が家にやって来るメジロたちを観察していると、時間が経つのを忘れてしまいます。夕焼けを眺めながら、都心での会合に向かいました。長く勤めた会社の先輩たちから当時の裏事情を聞かされ、驚きの連続でした。因みに、本日の歩数は10,879でした。
閑話休題、『本の時間を届けます』(篠賀典子・芹澤健介・北條一浩著、洋泉社)は、本が好き、本と関わっていたいという女性たちの活動報告書です。
●眺望抜群の山の上の書店、●酒もつまみも美味な古本バル、●初心者の2人が開店した古本屋、●読書会が柱の、洋館の一室で不定期オープンの古書店、●古本と雑貨に囲まれた、古民家の古本屋、●人に優しい正統派古書店、●地域に根差す「ひとり出版社」、●誰もが集まり易い、次世代を育む小島の図書館、●廃校の一室に設けられた私設文庫、●地方都市の文化拠点でもある居心地のよい書店――が、温かい眼差しの筆致で紹介されています。
本好きにとって、心が和む一冊です。