榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

表現できないほど奇妙奇天烈な鳥たちが全員集合・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1096)】

【amazon 『けったいな生きもの キメキメ鳥』 カスタマーレビュー 2018年4月22日】 情熱的読書人間のないしょ話(1096)

過日、参加した自然観察会で野鳥撮影の天才少年に出会いました。小学5年生のK.M.君の腕の程は、オオタカが草原から飛び立つ瞬間を捉えた掲載写真を見れば明らかで、私などは足下にも及びません。散策中、あちこちでフジが濃厚な香りを放っています。レンゲツツジの隣で、キレンゲツツジが黄色い花を咲かせています。ヒラドツツジも頑張っています。ホンシャクナゲとセイヨウシャクナゲの花は似ていますが、ホンシャクナゲは葉の裏が茶色で、セイヨウシャクナゲの葉の裏は緑色です。因みに、本日の歩数は10,621でした。

閑話休題、『けったいな生きもの キメキメ鳥』(クリス・アーリー著、北村雄一訳、化学同人)は、次から次へと奇妙な形態の鳥が登場するので、思わず目を剥いてしまいました。

58種が収録されていますが、私が勝手気儘に偏見と独断で選んだ奇妙な鳥ベスト10は、下記のとおりです。①ベニジュケイ、②ニシツノメドリ、③チャミミチュウハシ、④ミナミジサイチョウ、⑤アメリカグンカンドリ、⑥サイチョウ、⓻オウギタイランチョウ、⑧オジロウチワキジ、⑨ケワタガモ、⑩アンデスイワドリ。次点はフサホロホロチョウです。

その奇妙さを何とか伝えようと何度も試みたのですが、いずれの鳥も、あまりに奇妙奇天烈過ぎて、私の表現力ではとても無理と諦めました(涙)。

これほど奇妙な鳥たちが全員集合している本には、これまで出会ったことがありません。