会話を工夫すると、人間関係が劇的に改善する・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1978)】
トノサマバッタの褐色型(写真1~4)、ハグロトンボの雌(写真5)、ウスバキトンボ(写真6、7)、ツマグロヒョウモンの雄(写真8~11)をカメラに収めました。ウスバキトンボ、ツマグロヒョウモンは、撮影後、放してやりました。因みに、本日の歩数は13,675でした。
閑話休題、『人は話し方が9割――1分で人を動かし、100%好かれる話し方のコツ』(永松茂久著、すばる舎)の著者は、会話がうまくなると、人間関係が劇的に良くなると断言しています。「『話し方は心の姿勢』。つまり、『話し方のスキルを上げること』=『心を磨く』ことなのです。・・・あなたの心が変わり話し方が変わると、人間関係が大きく変わるからです。・・・より正確に申し上げると、放し方が上達したことによってあなた自身が苦手な人、嫌いな人と上手にコミュニケーションが図れるようになるのです」。
挙げられている具体的なコツの中で、これは身に付けておくべきだと思われるものは、下記のとおりです。
●「否定しない」「うなずく」「プラストーク(前向きな話)」の3つで話し方は、劇的にうまくなる。
●人は自分に深い関心を寄せてくれる人を好きになる。
●「話す力」より「聞く力」を磨く。
●聞くことに徹すれば、人生そのものが変わる。
●「顔の表情」「声の表情」「体全体の表情」で相手に関心があることを示す。
●自分が「話す」のではなく、相手の話を「広げる」。
●話を広げるためのキーワード集をあらかじめ作っておく――「そうだよね、わかるよ」、「大変だったね」、「そうなんだー、よくがんばったね」、「よかったねー、私も嬉しい」、「へー、それはすごい」、「やっぱりー」、「さすがだね」、「うん、なるほど、なるほどー」、「へー、それでどうなったの?」、「さあ、面白くなってきたね」、「とても勉強になりました」、「ありがとう、本当に嬉しい」、「大丈夫、必ずうまくいくよ」、「私はあなたの味方だからね」、「一緒に考えよう」、「あなたのおかげです」、「助かります」、「これからもよろしくお願いします」など。
●「相手に好かれる話」「相手にメリットのある話」をする。
●相手の名前を覚えてすぐに呼び始める。
●「あなた」を多用して、相手を会話の主役にする。
●しくじりリストを作って、失敗談をタイミングよく話す。
●相手の気分を害する余計なひと言を言わない。
●「正論」は、相手を傷つけないように伝える。
●悩んでいる人には「一緒に考えようね」で、まず感情に寄り添う。
●相手の立場や肩書きで話し方を変えない。
●叱る時こそ、相手への敬意と労いを忘れずに。
●できる人は、叱られた後、『謝罪』と「感謝」を伝える。
●愚痴や悪口ばかり言う嫌な相手とはつき合わない、話をしない。
●感謝の言葉を口ぐせにして、自分へのほめ言葉は積極的に受け取る。
●相手の「言葉」を額面通り受け取らず、本当の「感情」に気づいてあげる。
●「相手が幸せでありますように」と祈りながら話すと、すべてうまくいく。