あがり症の人が頭が真っ白になった時は、実況中継せよ・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2921)】
セイヨウシャクナゲ(写真1、2)、ホンシャクナゲ(写真3)、ライラック(リラ。写真4)、エクスバリー・アザレア(写真5~7)、モチツツジの園芸品種・ハナグルマ(写真8、9)、ツリガネカズラ(写真10、11)が咲いています。我が家の庭師(女房)が種を分けてあげた隣家のフクロナデシコ(写真12、13)が見頃を迎えています。我が家では、クレマチス(写真14、15)が咲いています。
閑話休題、『人前で話すのに自信がつくアドラー心理学 実践編――あがり症克服のための17ステップとは何か』(佐藤健陽著、アルテ)は、自らの「あがり症」を克服した著者の経験に基づいて書かれています。
●アドラー心理学による「あがり症」克服の考え方
①勇気と共同体感覚を高める。
②原因から目的へ。
③「~のせいの物語」から卒業する。
④不完全である勇気を持つ。
⑤安心・安全の土台を作る。
⑥敵国を自国に変える。「あがり症者はあたかも敵国の中にいるかのように振る舞い、他者の中に敵を探し続けて日々を生きます。敵国を自国へ、敵を味方にしていけば良いのです」。
●アドラー流人前で話すのに自信がつく17ステップ
1.他者との関係を変える。
①自己開示する。「あがり症の自分を誰かに告白するのです」。
②居場所を作る。
③味方探し、良いとこ探し。
④感謝探し。
⑤貢献する。
2.自分との関係を変える。
⑥できたこと探し。
⑦いい加減に生きる。
⑧まぁいっかの勧め。
⑨ママアプローチの勧め。「どうしても緊張してしまう自分自身を、まるで自分が自分のママになったかのように、声掛けてあげてみてはいかがでしょうか」。
⑩気づき、認める。
⑪自分の人生を引き受ける。
⑫自分の心を満たす。
⑬ライフスタイルの課題に取り組む。
3.人前で実戦する。
⑭断絶を繋がりに変える。
⑮目的に生きる。
⑯開きなおる。
⑰頭が真っ白になった時の対処法 実況中継。「『頭が真っ白です』。『口が渇いてます』。『言葉が出ません』。今の自分をそのまま生の言葉で表現する。これを私は実況中継と呼んでいます」。