若き証券マンが、辣腕の大物の弟子となり、成功者への道を歩んでいくが・・・ ・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3039)】
デイゴ(写真1、2)、クズ(写真3)、コオニユリ(写真4)、ヒヨドリバナ(写真5)、ヤブカラシ(写真6、7)、ハナトラノオ(カクトラノオ。写真8~11)が咲いています。ホオズキカメムシ(写真10)、クマバチ(キムネクマバチ。写真11)をカメラに収めました。先日、NHKラジオの「子ども科学電話相談」で、女児が、ツユクサには、なぜ白い花びらがあるのですか?と質問し、回答者が、よく気が付いたわねと驚いていました。聴いていた女房に、知っていた?と聞かれ、知らなかったと答えました。今朝、女房が庭からツユクサ(写真12、13)を1本切り取ってきました。よく見ると、ちゃんと、下部に白い花弁があるではありませんか。
閑話休題、映画『ウォール街』(DVD『ウォール街』<オリバー・ストーン監督、チャーリー・シーン、マイケル・ダグラス出演、20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン)を見ると、自分がビジネスに携わっていた時代が懐かしく思い出されます。
1985年のウォール街――。弱小証券会社の若き証券マン、バド・フォックスは、インサイダー取引をも利用して大物にのし上がったゴードン・ゲッコーの弟子となり、望んでいた成功者への道を歩んでいきます。しかし、待ち構えていたのは・・・。
本作品では、心に残る台詞に出会えます。
●人生は一瞬で決まる。今が、その時だ。
●情報より価値ある商品はない。
●ハーバード出の修士様に、まず使える者はいない。頭が切れ、ハングリーで非情な者は、何があっても、最後まで戦い続ける。
●愛は絶望から逃れるための虚構さ。
●欲は正義であり原動力です。欲は人の頭を働かせ、前進を促し、進取の気性を与えます。欲の形はさまざまです。生存欲、金への欲、愛への欲、知識欲。欲が人類を進歩させた。
●人は底知れぬ深さの淵をのぞくとき、本当の自分を見つけ、淵に落ちずにすむんだ。
●あぶく銭を求めず、物を作れ。売り買いでなく、創造するんだ。
何度見ても、そのたびに学びが得られる作品です。