伊東潤による歴史上の人物たちの経営力ランキング・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3064)】
ダイサギ(写真1、2)、キジバト(写真3、4)、ハクセキレイ(写真5、6)をカメラに収めました。イチジク(写真7、8)が実を付けています。因みに、本日の歩数は11,699でした。
閑話休題、『英雄たちの経営力』(伊東潤著、実業之日本社)では、経営力という観点から、12人の歴史上の人物が評価されています。
著者・伊東潤によるランキングは、このようになっています。
第1位 大隈重信 (40点満点の37点)
第2位 徳川家康 (34点)
第2位 荻原重秀 (34点)
第4位 日野富子 (33点)
第5位 蘇我馬子 (32点)
第5位 織田信長 (32点)
第7位 平清盛 (31点)
第8位 源頼朝 (30点)
第8位 大久保利通(30点)
第10位 豊臣秀吉 (27点)
第10位 田沼意次 (27点)
第12位 白河上皇 (24点)
経営力の評価基準は下記の8項目で、各項目に5点が配分されています。
・企画構想力 ・志の高さ ・人間力(人望と人徳) ・先見の明 ・決断力、行動力 ・リーダーシップ ・組織力 ・功績(成果と実績)
伊東と私の評価はかなり異なるが、それは措いておきましょう。
巻末の佐々木紀彦との対談で、このように語っています。
「●伊東=組織で生きるなら、自分のスペシャリティや得意分野は何なのか、将来何をしたいのかを含めたキャリア・プランをしっかり作り、人事担当者としっかり話し合うことが大事です。人事担当者も人材の適性をしっかり見極め、最大限の力が発揮できるような仕事を与える。または適性を見極めた育て方をしていくことが重要だと思います」。
「●佐々木=歴史の偉人の英雄チャットボットいいですね。●伊東=かなり面白いと思います。英雄とチャットして自動的にピボット(=改善)できるわけですから。でも、まだそれができる時代ではありませんね。それまでは本を読むことでピボット力をつけるしかありません。歴史を知識として終わらせるのでなく、そこから得られる教訓をいかに自分事にピボットして引き寄せられるかが大切です」。まさに、そのとおり!