膵がん等について、いろいろと学ぶことができる一冊・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3326)】
【僕らは本好き読書隊 2024年5月21日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3326)
サシバがスギの20mほどの高さの所に作った巣で抱卵しています。辛うじて、尾羽が見えます(写真1~5)。ホオジロの雌(写真6~10)、ハシブトガラス(写真11、12)をカメラに収めました。タイサンボク(写真13~15)が咲いています。因みに、本日の歩数は11,885でした。
閑話休題、『国立がん研究センターの肝・胆・膵がんの本』(島田和明・奥坂拓志・池田公史ほか監修、小学館クリエイティブ)のおかげで、私の最大の関心事である膵がんについて、いろいろと学ぶことができました。
●膵がんの化学療法には、切除可能がんへの術後補助化学療法と、切除不能がんへの化学療法がある。近年膵がんに使える抗がん剤の種類が増え、治療成績も向上している。
●通常の膵がんではない膵臓の腫瘍のひとつに膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)がある。良性でもその後悪性化することがあり、膵がんを併発しやすいことから経過観察が重要である。
●膵嚢胞とは膵臓内に液状の袋のような嚢胞ができたもので、膵炎などによる「仮性嚢胞」や、IPMNなど腫瘍による「真性嚢胞」がある。画像診断の高度化により小さな嚢胞でも発見しやすくなっているが、見つかった膵嚢胞のほとんどは病的でない「単純性」だとされている。