著者のウィーン愛溢れる一冊・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3968)】
【読書の森 2026年1月25日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3968)
安青錦の新関脇優勝・新大関優勝は、双葉山以来89年ぶりの快挙!








閑話休題、『オーストリア・ウィーン世紀末アートめぐり』(鈴木幸子著、産業編集センター)には、著者のウィーン愛が溢れています。「古典から近代・モダンまで私の『好きな絵』すべてが集まり、満足させてくれるのが、ウィーンです。・・・旅を重ねるごとに、ウィーンへの興味が深まっていく」。
●グスタフ・クリムト――大胆で繊細、絢爛で甘美な世界に酔いしれる
●エゴン・シーレ――歴史上、唯一無二の画家シーレの「魂の叫び」
●ヨーゼフ・マリア・オルブリヒ――新しい時代の「神殿」をつくりあげた偉大な建築家
●応用美術博物館――ウィーン工房が目指した美的生活を体感
●ウィーン美術史博物館――ハプスブルク家の栄華を物語る「美の館」
著者が私淑する「国母マリア・テレジアが今でも愛される理由」は読み応えがあります。
私がオーストリアを訪れたのは、かなり以前のことなので、女帝マリア・テレジアが最も愛したウィーンの夏の離宮シェーンブルン宮殿、ザルツブルク旧市街のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの生家、定番ケーキ「ザッハートルテ」くらいしか思い出せません。
