自分の話だけする人は、チャンスを逃してしまうぞ・・・【MRのための読書論(196)】
他人の話を聴けない私
自分が話すことに夢中になってしまい、他人の話を聴けない私が、もっと早く、『LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる』(ケイト・マーフィ著、篠田真貴子監訳、松丸さとみ訳、日経BP)に出会っていたら、違う人生を歩んでいたことだろう。
聴ける人になるためのヒント
●「要点を早く言わない人」は、悪い人か
●まわりの人に無関心な方が、よほどリスクが高い
●「聴く」ことは、自分自身への理解も深めてくれる
●聴くことで他人の才能も共有できる
●ただの質問と、好奇心を持っての質問は全然違う
●「よい聴き手」とは、話し手と同じ感情になって聴ける人
●相手が自分でもわかっていないことを引き出すのが聴き上手
●「相手がなぜそれをあなたに言ったのか」をくむこと=共感
●自分の話だけする人は、チャンスを逃してしまう
●相手の視点を受け入れることは、人間の器を大きくする
●質問は、「好奇心」からでなくてはいけない
●効果的な反対意見は、相手を理解してのみ可能
●「自分が間違っているかもしれない」という可能性を考えながら聴く
●人として成長する唯一の方法は、反対意見に耳を傾けること
●優れた聴き手は、「相容れない考え」に耐えられる
●優れた聴き手になるには「自分の弱さを理解する」
●「自分」が何を気にしているか知っていることは、よく聴ける耳を持つようなもの
●聴き上手は、人を惹きつける
●相手の状況を「感じとる」のが、深く聴くこと
●自分の感情をひとまず置いて、先に相手の話を聴いてみよう
●携帯電話を見ている間に「何かを生み出す時間」を失っている
●自分が話さなかったからこそ、価値のあることが聴ける
●努力すれば、「聴くこと」は上手になる
●話を聴かないことは、変わりゆく世界に踏み出さず、自分に閉じこもること
聴ける組織にするためのヒント
●ふたりで議論を重ねると、ひとりではできない発見ができる
●もっとも生産性の高いチームは、全員の発言量が同じくらい
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