書く習慣を身に付けて、自分と人生を変えよう・・・【MRのための読書論(214)】
書くことが苦手な人
▶今の自分にモヤモヤしている人 ▶なにか新しいことをはじめたい人 ▶なにか伝えたいことがある人 ▶書きたい気持ちはあるけれど、なにを書いたらいいのかわからない人 ▶自分の気持ちを素直に表現したい人――向けに書かれた本がある。『書く習慣――自分と人生が変わるいちばん大切な文章力』(いしかわゆき著、クロスメディア・パブリッシング)が、それである。
書くことを好きになろう
▶書くのが好きになれば、習慣になって自然と上達する。
▶書くのが好きになれば、自分の思いを伝えたくなる。
▶書くのが好きになれば、真っ白な画面にワクワクするようになる。
▶書くのが好きになれば、毎日が楽しくなる。
習慣化のヒント
●好きなものについて書いた文章は、熱量が高くなり、読者にも伝わりやすい。
●読書は「書きかた」を学ぶ一番の近道。心に残った箇所に印をつけ、すぐに感想を書こう。
●「パワーワード」と「主観」を入れたタイトルは、多くの人を惹きつける入り口となる。例えば、「花火を観るたびに思い出す、僕のヘンな元カノの話」、「世界は思い込みでできているのかもしれない――○○を読んで」、「誰でも作れるのにめちゃくちゃおいしいカレーの作りかた」。
●過去の自分に向けると、似た境遇の人に読まれる。「ああすれば良かった」後悔は、未来の誰かを救う。
●本音を晒すほどリアルでオリジナルな文章になる。読まれたいのなら本音をぶちまけてみよう。例えば、「4年も付き合っていたのに女子大生にホイホイ釣られてわたしを手放すなんて、マジ見る目ないわ! 一生呪う!!」。
●文章で意図的に誰かを傷つけてはいけない。全人類の納得は難しいが、言葉選びに細心の注意を。例えば、「『個人的には』という言葉を予防線として使う」。
●書きつづけていると、大声を上げなくても応援してくれたり、共感してくれたりする仲間が見つかる。
●一度公開した文章は、自分の知らないところで勝手に誰かに読まれ、広まっていく。
●今を書き残しておけば、未来の自分が振り返ったときに軌跡が見える。
著者・いしかわゆきは「わたしは、『永遠の17歳』を名乗って活動しています」と書いているが、私・榎戸誠の精神年齢は永遠に27歳だ(笑)。
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