こうすれば、あなたも仕事ができる人になれる・・・【MRのための読書論(225)】
仕事ができる人になる
仕事ができる人がどういうことをしているのか知りたくても、そう簡単に聞き出すことはできない。ところが、『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』(安達裕哉著、日本実業出版社)には、仕事ができる人になるためのステップ1~ステップ5が明示されているではないか。これは読まずに済ますわけにはいかないぞ。
ステップ1=実行力――人生を変えるための最強の武器
●変える意志を持ち続けること自体を習慣にする。
●「アウトプット中心」のスキルアップの仕方を身につける。
●「人生の時間は有限」だから勇気を持って目標を決める。
●どの仕事で一流になるか、選択し、決断する。
●仕事をするときは常に「最初に案を出す」。
ステップ2=決断力――フレームを知ってこそ身につく
●「給与を払う側の気持ち」、「利益の大事さ」、「安定した収入の必要性」を理解する。
ステップ3=コミュニケーション力――ちょっとした工夫で大きな差がつく
●相手が話したいことを聞く。
●相手の立場に立って、自分の話を見る。
●相手の価値観に合致する要求をつくり出す。
●相手の意見を合理的だと考え、自分の意見に自ら反論してみる。
●任された仕事は原則に基づき完遂する。
●相手の趣味・好きなものを必ず聞いて、教えてもらったら、取り敢えず試す。
ステップ4=考え抜く力――物事の本質を教えてくれる
●「頭のよさ」だけでなく、「勇気」、「人望」、「行動力」を身につける。
●失敗を避けずにチャレンジを続ける。
●上司に成果を上げさせ、出世させることで自分も出世する。
●考え抜き、修正して、やり続ける力を身につける。
●「下積み」を嫌がらず、成果を出すために実践し、持続する。
●周りの人の自分より優秀なところを挙げられる、器の大きさを身につける。
ステップ5=働きかけ力――人生を豊かにする強力な味方
●率先して行動し、トライアル&エラーを繰り返す。
●成果を出したことに慢心せず、「運がいいだけだ」と考える。
長い企業人生活を顧みて、これが私を押し上げてくれたと実感するのは、この3つだ。
●上司に成果を上げさせ、出世させることで自分も出世する。
●周りの人の自分より優秀なところを挙げられる、器の大きさを身につける。
●成果を出したことに慢心せず、「運がいいだけだ」と考える。
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