榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

ベンジャミン・フランクリンのように考え、行動すれば、たいていのことは、うまくいく・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3075)】

【読書クラブ 本好きですか? 2023年9月18日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3075)

ウラギンシジミ(写真1)、コミスジ(写真2、3)、アオスジアゲハ(写真4)、アゲハ(写真5)、ショウジョウトンボの雄(写真6~8)、コバネイナゴ(写真9)、ダイサギ(写真10)をカメラに収めました。シロバナマンジュシャゲ(写真11、12)とヒガンバナ(写真11、13、14)が咲いています。落下したイチョウの実(写真15、16)が強烈な臭いを放っています。我が家のハナミズキ(写真17)が実を付けています。

閑話休題、『「フランクリン」超・入門――今日から実践できる成功哲学』(齋藤孝著、三笠書房)は、「ひたすら勤勉に、愉快に人生を駆け抜けた」ベンジャミン・フランクリンの生き方から齋藤孝が学んだエッセンスが満載です。

フランクリンが重視して励行した13の徳――節制、沈黙、規律、決断、節約、勤勉、誠実、正義、中庸、清潔、平静、純潔、謙譲――に因んで、私も本書から学んだことを13挙げてみましょう。

●利益と倫理観を共存させる。

●困難な問題は「心の整理箱」に放り込む。

●「徳」も知識と同じ。反復して習慣化せよ。

●読書で的を射た思考法を身につけよ。

●悪口を一切言うな。小さな自己主張が大きな喪失を招く。

●「ソクラテス式」説得の技術――論破するな!

●仕事上の対立相手との人間関係を大切にせよ。

●「親切な悲観屋」はどこにでもいるものだ。惑わされるな。

●仕事のスタイルが一貫していれば、大きな仕事を躊躇しなくなる。

●あらゆる起案の鉄則――まず全体像、将来像を俯瞰せよ。

●交渉の場では、肝心なことは箇条書きにせよ。

●リーダーこそメモをとれ。

●偉人たちは雑事に強い。