観察時のポイントがイラストで描かれている野鳥図鑑･･･【情熱的読書人間のないしょ話（67）】

ハンカチノキの花を包む白い大きなハンカチのような苞葉が私たちを迎えてくれました。この木が大好きな女房が早速、写真に収めています。私は私で、橙色のレンゲツツジを撮影しました。清楚なハンカチノキもいいですが、毒を含んだレンゲツツジの野性みもなかなか魅力的です。因みに、本日の歩数は12,019でした。

閑話休題、野鳥図鑑は何冊か持っていますが、一番重宝しているのは、『日本の野鳥図鑑――知りたい鳥がすぐわかる！』（松田道生著、江口欣照写真、箕輪義隆イラスト、ナツメ社）です。

それぞれの鳥の写真、大きさ、鳴き声、日本全国の分布図、見られる時期、棲息環境、食べ物、羽色の変化、特徴が記載されています。本書の最大の魅力は、観察時のポイントがイラストで示されていることです。さらに、97種の鳴き声を収録した66分のCDが付いているという行き届きぶりです。

私が席を外している時に我が家を訪れた野鳥の正体が、本書のおかげで、カワラヒワと判明しました。女房とカワラヒワは初対面でしたが、野鳥観察上の私の教えを守り、その大きさ・色・鳴き声をしっかり頭に入れていたからです。

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