榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

日本のメディアよ、時の権力者に屈するな・・・【情熱的読書人間のないしょ話(224)】

【amazon 『安倍壊憲クーデターとメディア支配』 カスタマーレビュー 2015年11月13日】 情熱的読書人間のないしょ話(224)

散策中に、数えきれないほどのスズメが電線に止まっているのを見つけました。メジロならぬスズメの目白押しです。ハクセキレイを比較的近くからカメラに収めることができました。ヒヨドリもばっちり写っています。残念ながら、シジュウカラは遠めです。小さなキクも見かけました。因みに、本日の歩数は17,322でした。

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閑話休題、『安倍壊憲クーデターとメディア支配――アベ政治を許さない』(丸山重威著、あけび書房)は、気骨あるジャーナリストの手になる日本のメディアへの警告書です。

「『新しい戦前が始まっている』と言われます。ものも言わせない多数の横暴、じわじわと進む統制と懐柔、思想攻撃、メディア支配、教育支配・・・。実はいま、憲法を壊す『壊憲』クーデターが進行中なのではないでしょうか」。

先ず、新聞の状況を見てみましょう。「東京で中央紙を見ていると、朝日、毎日、東京の『護憲派』、読売、産経、日経の『改憲派』と、新聞の論調は両者互角のように受け取られます。しかし、発行部数で見ると全国の半分以上に達する地方紙は、正確に国会で起きていることを捉え、(安保法案強行採決に)反対を表明しています」。

次に、放送の状況はどうなっているのでしょうか。「国民の意識を形成するためのマスコミ操作で、最も効果的なのは、映像を伴う放送であることは、よく言われることです。・・・日本で重要なのはその中ではやはりNHKです。・・・安倍政権は、国会の監督権を使って、政権のほしいままに運営できる放送局にしようと、経営委員会と会長の人事から『(国民でなく)安倍様のNHK』作りに着手しました。・・・NHKは国営放送ではありません。NHKが政治的に独立していなければならないのは放送法にも規定されていることなのです。・・・経営委員会や会長にこのような人物を送り込んだのは、安倍政権が、NHKを自分たちの都合のいいメディアに仕立てていこうとするための重要な戦略でした。そしてその『効果』は、さまざまな形でNHKの報道内容にあらわれてきています」。

「放送に対する国民の関心や批判が広がる中で、権力側の攻撃は、テレビ全体、政府批判の番組に対して執拗に掛けられています。・・・また、放送界が自主的に作ったBPO(放送倫理・番組向上機構)について、『お手盛り』といい、この組織の『改編』や『政府の関与』を検討するというのも、放送の自立を破壊しようというもので、許されるべきではありません」。さらに、「安倍首相のメディア対策は海外メディアにまで及んでいます」。

「自由にものが言えない社会を作るな」という、かつての戦争の教訓を、メディアも私たちも、今こそ胸に刻み直す必要があるのです。