榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

向かい合い、鼻をくっつけ見つめ合っているライオン母子の写真・・・【情熱的読書人間のないしょ話(298)】

【amazon 『野生動物カメラマン』 カスタマーレビュー 2016年2月12日】 情熱的読書人間のないしょ話(298)

中国出張の際、立ち寄った杭州の河坊街の小さな土産物店で目が合ったのは、小さな人形でした。穆桂英という京劇の登場人物ですが、何と頭部が全身の3分の2を占めているのです。そのかわいさは、私の書斎の住人の中で際立っています。

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閑話休題、『野生動物カメラマン』(岩合光昭著、集英社新書ヴィジュアル版)の野生動物たちの写真には、本当に癒やされます。

「ライオンの母と子が向かい合って、鼻をくっつけて見つめ合っている」写真は、最高です。

「母ライオンは子どもを倒木の間などに隠して狩りに出る」というキャプションが付けられた写真の、枝に両手をちょこんと載せた幼い子ライオンの仕種は、頬ずりしたくなるようなかわいらしさです。

ナショナル ジオグラフィック誌の表紙を飾った、「子ども(ライオン)が母親の首に手をかけてくっついている」写真も印象的です。「太陽が沈む夕方6時近くにライオンの輪郭が黄金色に輝く瞬間を捉えることができました」。

「オウサマペンギンの営巣地は地面が見えないほどになる」写真は壮観です。

敢えて、嫌われ者のハイエナの肩を持つ「ぼくはハイエナの味方です!」は、野生動物カメラマン・岩合光昭の面目躍如です。