恐竜の全長・体重・構造・食性・習性・能力・分類・棲息時期が学べる図説・・・【情熱的読書人間のないしょ話(403)】
我が家の庭のアジサイとガクアジサイが満開となっています。アオキはさまざまな表情を見せてくれています。散策中に、あちこちでヒルガオとコヒルガオを見かけましたが、数としてはコヒルガオのほうが圧倒的に優勢です。よく似ている両者ですが、葉と苞の形で見分けることができます。ヒルガオは葉の基部が下向きに突き出ているのに対し、コヒルガオは基部が左右に張り出しています。ヒルガオの苞の先端が丸みを帯びているのに対し、コヒルガオは先端が三角形に尖っています。因みに、本日の歩数は10,665でした。
閑話休題、姪の長男(保育園児)の誕生会のプレゼントにしようと、彼の好きな恐竜や新幹線の絵本を何店かの大型書店で探しました。その時、気づいたことがあります。子供向けの図鑑や絵本は、私の子供時代より格段に進化しているということです。
『恐竜――図説 知っておきたい!スポット50』(スティーブ・パーカー著、植林秀美訳出協力、六耀社)は、子供たちに人気のある50の恐竜のそれぞれについて、全長・体重から体の構造、食性、習性、能力、分類、そして棲息時期までが学べるように工夫されています。
例えば、三畳紀に活躍したコエロフィシスは、全体像の図に、「●小さくてするどい歯、●前足のカギ爪で獲物をつきさす、●長い後ろ足で速く走る、●体重30キログラム、●全長3メートル」という説明が書き込まれています。
ジュラ紀のブラキオサウルスについては、「ほぼ完全な姿の化石から、現在でも最大の恐竜として知られています」、「●鼻の穴は頭のもっとも高い位置にある、●とても長い首、●前足が後ろ足より長い、●全長25メートル、●体重30~75トン」と説明されています。
ジュラ紀のケントロサウルスは、「●首にそって骨でできた板が2列に並ぶ、●背にそって長いトゲが2列に並ぶ、●カギ爪のあるひづめのような足先、●全長5メートル、●体重2トン」と注記されています。
白亜紀のギガノトサウルスの説明には、「100年近くものあいだ、ティラノサウルス・レックスが地上を歩く最大の肉食恐竜として記録を保っていました。その記録が破られたのは、1994年にアルゼンチンのパタゴニア地方でさらに大きな肉食恐竜の化石が発見されたときでした」とあり、知識を更新することができました。
早速、甥用に買い求めたのはもちろんですが、もう一冊、自分用も購入してしまいました。