世界には、不思議なカエルがこんなにいるのか・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1083)】
ホーホケキョと囀っているウグイスを、遂に、カメラに収めることができました。マガモが杭の上でのんびりと休んでいます。コイが集まっています。レッドロビンが陽に輝いています。因みに、本日の歩数は12,324でした。
閑話休題、『けったいな生きもの はではでカエル』(クリス・アーリー著、北村雄一訳、化学同人)には、何とも不思議なカエルたちが登場します。
ソメワケヤドクガエル。「『こんなにめだつ青色で大丈夫?』と思ったかしら。わたしたちは昼間に活動するから、すぐに敵にみつかっちゃう。でもご安心。このあざやかな青は、毒があることを示す色なのね。敵も『あっ、この派手な色は毒のあるカエルだ!』と知ってるわけ。人間はわたしたちの毒を毒矢に使うから、『ヤドクガエル』って呼ぶわよ」。
チャコバゼットガエル。「何よりめだつのはこのでっかい口だね」。
アルゴスクサガエル。「カエルはふつう、オス、メスが同じ色、姿だけど、わたしたちアルゴスクサガエルはちがうわ。オスとメスがちがうカエルはめずらしいわ」。
ハナヒメアマガエル。「あたしのもようを見て! まるで石みたいでしょ」。
ガラスガエルのなかま。「ガラスガエルのなかまは150種もいるスケ。でも、日本の名前はないスケ。名前のとおり、ガラスみたいにお腹の中が見えてるスケ。血管も骨も内臓もスケスケ。スケてるのは理由があるスケ。スケスケの体なら、体の下にある葉っぱの色やもようがスケて見えるスケ。おいらがいることが、敵にわかりにくくなるスケよ」。
カトリックガエル。「おらは背中の十字架もようが目印だホー」。
ケンランフリンジアマガエル。「フリンジってのは服のふさかざりのことだフォ。足を見てみな。板のようなものが張り出してるフォ? これがフリンジだフォ。くちびるにもフリンジがあるフォ。大きな指と、指先の大きな吸盤。あざやかに黄色いお腹と、斑点がちりばめられた青い背中。おれは世界でいちばんゴージャスなカエルだフォ」。
コケガエル。「まだらもようの緑色で、まるでコケみたい。目にまでもようが入ってるでしょ。それに全身ぼこぼこで、形までコケそっくり。敵はコケとまちがえてしまうわ」。
イエアメガエル。「見てのとおり体がたるんでおるじゃろ? だから『ずんぐりガエル』ともよばれるフェ」。
ウォレストビガエル。「紙飛行機のように飛ぶんだビューン。おれたちは高い木の上にすんでるビューン。高い木の枝かジャンプすれば、70メートルも飛べるんだビューン。敵からすばやくにげるよい方法だろ?」。
アカユビマダガスカルモリガエル。「名前のとおり指が赤いでしょ。マニキュアしてるみたいね」。
タピチャラカのアマガエル。「わたしは2003年、エクアドルのタピチャラカで発見されたばかりさ。白い指先がめだつだろ?」。
マダガスカルクサガエル。「ぼくらは同じ種類でもカエルによって色がずいぶんちがうんだ。青いのも黄色いのもいるし、ぼくのように白いのもいるよ」。
子どもから大人まで、楽しみながら学べる一冊です。