榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

自分とは正反対のkemioのおかげで、思考回路はガラガラポーン状態・・・【情熱的読書人間のないしょ話(1623)】

【amazon 『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』 カスタマーレビュー 2019年9月27日】 情熱的読書人間のないしょ話(1623)

さまざまな色合いのコスモスが咲き競っています。我が家の庭の片隅で、白いシロバナマンジュシャゲに負けじと、赤いヒガンバナが咲きました。タイワンホトトギスも2輪、咲きました。因みに、本日の歩数は10,838でした。

閑話休題、何もかも自分とは正反対の人間の考え方を知ることは刺激的で、脳を活性化してくれることは分かっているのだが、そういう機会はあまりないというのが実情です。この意味で、『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』(kemio著、KADOKAWA)に出会えたのは、幸運でした。

刺激を受けた言葉をズラズラズラーッと挙げてみましょう。

●人生は、毎日がランウェイよ。
●ウチらは5年後には今と違う悩みごとと戦わなきゃいけないの。そして苦しんでまた、5年後のために強くなる。
●人なんて悩みごと工場だし、自分の力でさばいてかないと出荷が間に合わないよ。
●未来のことばっか心配してたら、今のことって誰が片付けるの?って感じだから、とにかく目の前のことを頑張ろーって。
●YouTubeは「死ぬ前に残す~」ってデジタル遺書を作ってる気分。みんなは私にとって友達みたい。すきぃよ。
●自分のトップ画面には検索窓一顧。そこに知りたいワードをブチ入れて、好きなものだけ見て生きていこ。
●インターネットなんて宇宙みたいなもんだから、そこで広がるネガティブなことにエネルギーを注ぐのはもったいない。宇宙からヘイトコメントが送られてきても感情は一生安定。
●こうでなきゃいけないってExampleはないから、これ入れたら疲れんなって情報はスワイプしてどんどん消してこ。
●「なんであんなクソみたいな人間にボロボロにされなきゃいけねぇんだよ」って気持ちになって、「強くしてくれてありがと」って切り替えて乗り切った。
●いろんな人に会えば会うほど、頭の中のプロファイルが増えてサバイブの仕方ブロックが勝手にできてくの。経験せよ。人に会え。人間関係わんこそばしとけ!
●知恵とか勇気とかなんでもいいから、自分でカスタムした武器で世界を壊してこ。
●見た目のコンプはラッキーアイデンティティ。見た目以外の武器もみがいて思考回路の迷路複雑にしよ。
●脳って自分のものだから、究極、自分で左右できるじゃん? 自分がつぶれないように、つらくならないように、思い込むの。
●人を見るより、前を見てたほうが楽しいよ。人と比べてうらやんでも何も生まれないし、わりと遠回り。
●継続と努力は自分を盛るための最強アイテムでしかない。でも毎日エンジン全開は無理だから夏に動いて冬は冬眠♡もアリ。
●自分の好きなことをして戦いながら生きてる人が好き。ガガもギャルも戦友のつもりだから私も負けないように好きにやるわ。

kemio風に言うと、本書のおかげで、もう脳細胞がプチプチ弾けて納豆110回掻き回し状態で、思考回路はガラガラポーン状態――といった感じ(笑)。