AIエンジニアを目指す人向けの教科書・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2192)】
フリージア(写真1)が芳香を漂わせています。ゼニアオイ(写真2)が咲き始めました。ウケザキクンシラン(写真3、4)が咲いています。
閑話休題、『AIエンジニアの実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる教科書――図解即戦力』(AIエンジニア研究会著、技術評論社)は、AIエンジニアを目指す人向けの本であるが、私のようにAIエンジニアとはどういう仕事なのかを知りたい人間にも勉強になります。
AIエンジニアってどんな人?
●AIエンジニアはデータ分析とプログラミングを担当する。
●データサイエンティスト寄りのAIエンジニアと実装・運用寄りのAiエンジニアがいる。
●データサイエンティストとAIエンジニアの連携は必須。
AIシステム開発の全体像とは?
●AIシステムの開発は、アセスメント、PoC(概念実証)、設計・開発、運用・保守という4つの工程に分かれる。
●AIシステムの開発では、試作品を作って評価するPoCまでの段階が重要。
AIシステムの頭脳とは?
●AIモデルはAIシステムの頭脳で、データサイエンティストが作成する。
●よいAIモデルの作成にはデータの収集と整備が不可欠である。
●作成したAIモデルは、AIエンジニアが中心となってシステムに組み込んでいく。
AIシステムとは?
●AIシステムとは、入力されたデータをAIモデルが判断し、何らかの処理をするシステムのこと。
●AIモデルは、現象を人が理解できるように記述したもの。
●AIモデルが「知能」を思わせるのは、学習して自らの性能力を改善できるため。
AIシステムに何をさせたいのか?
●AIシステムで実現したいことの代表例として、現状分析、将来予測、人の仕事の置き換え、人の仕事の補助などがある。
●どんなデータを入力し、どんな結果を出力するかで、使用するAIモデルの種類が変わる。
●AIシステムのプロセスは数学的処理なので、データの特性を特徴量として表せる。
本書のおかげで、AIエンジニアの世界を理解するには、もっともっと勉強しないといけないことが分かりました(笑)。