榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

私は、密室性の高いホテルの部屋に泊まると息苦しさを感じてしまうので、木の家に住んでいます・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2368)】

【読書クラブ 本好きですか? 2021年10月11日号】 情熱的読書人間のないしょ話(2368)

シコンノボタン(写真1)、セイタカアワダチソウ(写真2、3)、シラヤマギク(写真4)、コスモス(写真5)が咲いています。チカラシバ(写真6)の穂が風に揺れています。クダモノトケイソウ(パッションフルーツ。写真7)が花と実を付けています。ラクウショウ(写真8)、ハンノキ(写真9)、タチバナモドキ(写真10)、スイカズラ(写真11)、ミズヒキ(写真12)が実を付けています。

閑話休題、『木の家に住もう。』(古川泰司、アラタ・クールハンド著、エクスナレッジ)は、建築の専門家の手になる、あなたも木の家に住みませんか、という呼びかけの書です。

「築52年だというお宅は、全体にしっとりと温かみがあり、『いつまでもここに居たい』、そう思わせる居心地のよさです。それはきっと『木の家』だからね」。

「木の家? そうか、木の家だからか・・・。でも、なんとなく、お金がかかりそうですね。メンテナンスも大変そう」。「もし木の家に興味がおありなら、ウチの父に相談してみてはどうかしら? きっとナミキさんのお役に立てるはずよ」。

こう始まり、木の家の長所・短所、木の特徴、木の家をつくる手順――が具体的に分かり易く説明されていきます。

呼吸している木の家の魅力は、●手触り・匂いがいい、●身体・環境にやさしい、●経年変化が楽しめる、●インテリアが楽しい、●自分でカスタマイズできる――といったところでしょうか。

私は、密室性の高いホテルの部屋に泊まると息苦しさを感じてしまうので、木の家に住んでいます。また、姪の夫が一級建築士で小さな会社(マイホームパートナー、https://www.myhomep.co.jp/)を経営しているが、結婚を機に彼が建てた新居を訪問した時、木の家の魅力を再認識しました。