「読む力」が「書く力」の土台だ・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2518)】
【読書クラブ 本好きですか? 2022年3月10日号】
情熱的読書人間のないしょ話(2518)
シダレウメ(写真1~4)、オウバイ(写真5)が咲いています。
閑話休題、『書ける人だけが手にするもの』(齋藤孝著、SB新書)は、「『書ける人』は、自分らしく充実した人生を手にすることができる」と主張しています。
考えながら書くためのルールが3つ挙げられています。
①タイトルは最初につけない。
②「カット&ペースト」で書いていい。
③使わなかった文章は取っておく。
「書く力の土台となる認識力は、どのように培ったらいいのでしょうか。書くことにおける認識力を支えるもの、それこそが『読む力』なのです。読書をすることで認識力が培われ、それをもって書くことでさらに認識力が高まり、さらに相乗効果で書く力も高まっていきます。もちろん、リズムのいい文章を書けるようになったり、説得力のある文章が書けるようになったりするなど、『読める人』になることは『書ける人』になることに直結しているといっていいでしょう」。
読んだ言葉を自分のものにする読書法のコツが示されています。
①1冊につき3箇所は、引用できる文章を見つけるつもりで読む。
②アウトプットを意識してインプットするつもりで読む。