榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

YouTubeを始めようとする書店や各種企業には、本書は大いに参考になるでしょう・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2981)】

【読書クラブ 本好きですか? 2023年6月15日号】 情熱的読書人間のないしょ話(2981)

負けじと囀るオオヨシキリの雄(写真1~6)とホオジロの雄(写真7)、スズメ(写真8)をカメラに収めました。5月30日には、調整池で孵化したカルガモの雛が10羽(写真9)いたのに、6月8日には7羽(写真10)に減ってしまい、6月13日には、遂に0に。四面を深いコンクリート壁に囲まれた調整池なので雛たちが飛び立つことは難しいと思われる。屯している4羽のハシボソガラスの仕業か。今日(6月15日)は、巨大な水泳プールのような調整池の底に親がポツンと(写真11、12)。飼育中のニホンカナヘビ(写真14、15)に餌としてバッタの幼虫を与える小学生2人組に出会いました。学校は?と聞いたところ、今日は千葉県民の日との答え。ヤブカンゾウ(写真15、16)が咲いています。因みに、本日の歩数は11,780でした。

閑話休題、『老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界――「チャンネル登録」すら知らなかった社員が登録者数20万人に育てるまで』(有隣堂YouTubeチーム著、ホーム社)は、YouTubeを始めようとする書店や各種企業には、大いに参考になるでしょう。取り組みの最初から今日までの歩みが具体的に紹介されているからです。

そういう目的を持っていない私だが、書評ブロガーとしてヒントを得ることができました。

「このチャンネルのコンセプトとして、有隣堂として売り出したいものではなく、スタッフが本当に好きなものを紹介したほうがいい、というのが(プロデューサーの)ハヤシ(ユタカ)さんの考えでした。ハヤシさんが最も大切にしているのが『熱量』です。『スタッフが高い熱量をもって語れるものかどうか』が、現在までYouTubeで取り上げる際のいちばんの判断基準になっています」。

「『ひとつの動画の編集に、平均30時間かけています。全く編集していない動画を見てもらえるのは、ごく一部の選ばれたユーチューバーだけなので、編集はできる限りガリガリやったほうがいい。動画に限らず、文字媒体でも、編集はものすごく大事な作業だと思っています』」。

「一度決めたことでも、失敗と判断したらそれを認め、必要とあれば決断したことを修正していく。この姿勢は、その後のチャンネル運営にも活きていると思います」。

「好きが溢れて『異常』になれば成立」。

「YouTubeが、小さな成功体験を積み重ねていく場に」。