著者のカメムシ愛が溢れている、一風変わったカメムシ図鑑・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3109)】
【読書クラブ 本好きですか? 2023年10月22日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3109)
明けの明星(金星。写真1)が輝いています。ツツドリの幼鳥(写真2~8)、コガモ(写真9~12)、オオバン(写真13)、チャバネアオカメムシ(写真14)、カスミカメムシ科の一種(写真15)、オオタバコガの幼虫と思われる個体(写真16)をカメラに収めました。因みに、本日の歩数は11,540でした。
閑話休題、『恋する屁こき虫』(工藤清著、みらいパブリッシング)には、著者のカメムシ愛が溢れています。彼が「イナズマに打たれたような気がして」カメムシにのめり込むきっかけになったのは、背中に黄色いハート形の紋があるエサキモンキツノカメムシと記されているが、私がカメムシに注目するようになったのもエサキモンキツノカメムシとの出会いでした。
エサキモンキツノカメムシのページには、「そっくりさんにご注意!」として、よく似たモンキツノカメムシが併載されています。
本書には、日本で見ることのできるカメムシ116種が掲載されているが、類書と異なるのは、それぞれの生態写真に、その特徴や「ニオイレベル」だけでなく、面白いエピソードが添えられている点です。
本書を読んだその日に、私はチャバネアオカメムシとカスミカメムシ科の一種に出会いました。とても著者のレベルまではいきませんが、カメムシを見つけると何というカメムシだろうとワクワクしてしまう私です。